私立大学定員適正化における若者の叫び

文部科学省による私立大学の定員適正化する為の改革によって各大学の一般入試が一気に難化している。具体例を挙げるとするならば立命館大学の経済学部(国際経済も含む)全学部一般の合格者が755人→410人関西大学の社会安全学部個別日程249人→145人(補欠合格で微増するかも)京都産業大学法政策学部前期日程126人→61人どこの大学も昨年と比べ2割から6割程度合格者を減らしている。受験生にとっては酷な話である。私自身も今年、大学受験に失敗し滑り止めの大学に進学する予定だ。なぜ今回この記事を書こうと思ったのかといえば国は大学入試は厳しくするのに就職時の大学差別を無くそうとする気が見えないからだ。例えば三年間大した勉強もしないで内部進学で名門大学に進学し四年間ろくな勉強もせず単位ギリギリで卒業した生徒と必死に勉強したが大学受験に失敗し、第二志望大学するがそこで諦めずに必死に勉強した生徒二人がいたとしよう。恐らく本来ならば後者が実力的にも評価されるべき人間だが現状では実力不足でも前者が評価されてしまう世の中だ。負け犬の遠吠えかもしれないが不条理である。今回文部科学省から命令は大人が勝手に決めた子供達に対する単なる嫌がらせにどうしても捉えてしまう。もしも子供達のことを思いやるのであれば失敗した大学受験を逆転できるような制度を大人達には作っていただきたいと心からの叫びとして一石投じたい。